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あれは........なんだったのだろうか........?。あまりにも強烈な閃光と爆風とともに、数メートル先の通りを歩いている母と子の体から、煙みたいなものが上がったと思ったら、一瞬のうちに跡形もなく消えてしまった.......。まるで、忍者が煙とともに消えたみたいに.....。


1945年8月6日、広島市街の爆心地のわずか800mで被爆したにも拘らず、倒れた壁に守られた形になって奇跡的に生還した老人が語った、恐るべき体験の話である。
去年か今年の読売新聞か、東京新聞の企画での話であるが、あまりの恐ろしさに、頭から離れなかった。

そんな事が起こるなんて、SFの小説や漫画の世界の話だけかと思った。
改めて、広島の原爆の威力というものを知った。同じように、階段に影だけ残して消えた人間の、影そのものを調査したところ、人間のものらしいDNAを確認したという話も聞いたことがある。

時のアメリカ大統領は、F・D・ルーズベルトの死後引き継いだ、ハリー・トルーマン。彼は、ネバダ州の実験場でのこの世のものとは思えないほどの原子爆弾の威力を知り、ひどく感嘆した。もちろん、これを使うことにためらうことはなかった。来る日本本土侵攻作戦”オリンピック作戦”でのアメリカ軍の損害は、恐るべきものとなる公算が大だったからだ。自軍の損害をひどく嫌うアメリカ国民は、先の硫黄島の激闘で、2万人以上の死傷者が出たことに対して、かなり叩いた。

原爆を搭載した、エノラ・ゲイ号の機長、ポール・ティベッツ准将は、自分が、人類最初の原爆投下を命じられて、自分の行為が、自軍の勝利を確実なものとすると聞いて、名誉と誇りを感じていた。クルー全員そう感じていた。
彼は、原爆投下後の広島の事を、被爆者団体の人間から聞いても、死ぬまで、自分の行為への誇りと正当性を主張していた。彼は、血も涙もない人間なのだろうか?。
否。彼は軍人だった。彼にあるのは、積極的だろうが、消極的だろうが、
”YES,Sir!
の選択しかない。でなければ、命令拒否により軍法会議に掛けられる。しかも、彼自身が自分の仕事に名誉と誇りを感じていた。当時の感覚と言うものは、現代の感覚であれこれ言うべきではない。


だが、トルーマンが決断し、ティベッツ准将が投下した爆弾は、「死人に鞭を打つ」様な行為だった。
当時の日本は、ポツダム宣言を無視したわけだが、実際は、”静眼”しただけであった。日本に継戦能力がないことは明白だったが、”国体の護持”~要するに、天皇の生存~を確約できなかったことだけが問題だった。ただ、その間もダラダラ戦争は続いていたのである。


アメリカのメジャーリーグでは、大差でリードしたほうが、チャンスを広げようと盗塁をすると、味方のファンから、大ブーイングが浴びせられるという。どういうことか。
「相手の名誉のためにも、これ以上の”損害”を与えるべきではない。」ということである。


トルーマンは、
「軍事施設、工場、陸軍、海軍の兵士が目標。」
とうそぶいたが、実際に落としたのは、広島県産業奨励館(つまり原爆ドーム)の付近の橋である。目標は、一般市民であった


彼の決断に対し、61年後の7月、広島平和記念資料館で開かれた「原爆投下を裁く国際民衆法廷」で、被告ハリー・トルーマン・アメリカ合衆国大統領らに、有罪を言い渡した。
罪状は、
「市民を無差別に殺戮し、国際法の基本原則に違反した」
とある。
トルーマンがいくら言いつくろおうとしても、無駄である。
あの、東京大空襲を指揮した、カーチス・ルメイ大将が、いみじくも言い放った。

「もし、アメリカが戦争に負けたら、私は、戦争犯罪人として裁かれるだろう。」

ようするに、そういうことなのである。








キューバ革命からしばらくして、広島を訪問した、チェ・ゲバラは、原爆ドームを訪問して、案内者にこう語った。


「ここまでやられて、まだ、アメリカについていこうというのか。」

怒りをこめて......。
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